sigam - 第14回研究会プログラム 差分

  • 最後の更新で追加された部分はこのように表示します。
  • 最後の更新で削除された部分はこのように表示します。

@@ -0,0 +1,60 @@
+!第14回研究会
+
+第14回研究会開催要領
+*日時 2016年11月10日(木)10:40 - 17:30
+*場所 [[慶応義塾大学 日吉キャンパス 來往舎|http://www.ai-gakkai.or.jp/sigconf/2016venue/]]
+**[[人工知能学会合同研究会2016|https://www.ai-gakkai.or.jp/sigconf/]]の一環として開催します
+*参加費 無料
+**できるだけ事前登録をお願いします
+**登録先は[[こちら|https://www.ai-gakkai.or.jp/sigconf/2016registration/]]
+
+
+
+
+!10:40 - 11:00
+!!!実空間における気づきの収集・共有を支援するユーザインタフェースの提案
+*○王 盛,高間 康史(首都大学東京)
+
+近年,SNS利用者の急増およびスマートフォンの普及により,街中で気になったものを撮影し,Web上で他者と共有することが一般的に行われている.この様にして集積されたソーシャルビッグデータは観光や防災などでの利用が期待できるが,住宅地などではプライバシーの懸念から写真撮影ができないこと,写真撮影に不慣れなユーザも存在するなどの問題点がある.本発表では,写真を撮ることなく,ユーザの気づきをボタン操作のみで収集可能なインタフェースを提案し,プロトタイプインタフェースを用いて実施した予備実験結果について報告する.
+
+!11:00 - 11:20
+!!!対話エージェントにおける動向情報を用いた話題転換に関する予備的検討
+*○瀧口 慈勇,高間 康史(首都大学東京)
+
+近年,介護や接客などへの利用目的で人間と対話を行うエージェントの研究が活発に行われるようになってきているが,現状の対話エージェントではユーザの発話に対し不自然な応答をしてしまう事態が発生してしまい,その対策が課題となっている.本発表では,発話が自然であったか否かの検出方法,および動向情報とソーシャルデータを利用した関連話題への転換手法を提案し,予備実験によりその効果について検討する.
+
+!11:20 - 11:40
+!!!料理レシピの文書構造に注目した関連語推薦と対話的な検索質問拡張への応用
+*○安川 美智子(群馬大学)
+
+料理レシピの検索を行う際に検索結果を効率的に絞り込むことを目的として,コーパス中の任意の単語に対する関連語を推薦する手法を検討する.具体的には,料理レシピの文書の構造に注目し,タイトルや材料等の用例の異なる文脈に対して,単語のn-gram索引をそれぞれ作成し,単語による単語の検索を索引間で横断的に行う.NTCIR-11 RECIPEタスクの評価用データを用いた検索の具体例と提案手法の有効性の考察についても報告する.
+
+!!11:40 - 13:10 休憩
+!!13:10 - 14:20 優秀賞講演(合同研究会企画)
+!!14:20 - 14:40 休憩
+
+!14:40 - 15:00
+!!!Flickrデータに基づいたインタラクティブ観光スポット推薦システム
+*○酒井 勇人,熊野 雅仁,木村 昌弘(龍谷大学)
+
+近年,写真共有サイトに蓄積された大量の写真データを用いた観光スポット推薦システムの研究が注目されている.本研究では,ユーザーが観光地域を指定したとき,ヒトの嗜好の多様性を考慮して,そのユーザーが過去に撮影した写真の地域情報も組み込んだ協調フィルタリングにより,その観光スポットを推薦するとともに,次に訪れる観光スポットを順次推薦するシステムの構築を目指す.Flickrデータを用いた実験で有効性を評価する.
+
+!15:00 - 15:20
+!!!シーズン固有性に基づく主要撮影スポットの可視化
+*○橋本 和哉, 熊野 雅仁 ,木村 昌弘(龍谷大学)
+
+近年,WEB空間に共有された撮影位置と時間情報を持つ大量の写真データを用いて,様々な都市の観光支援を行う研究が注目されている.本研究では,指定された都市に特有のシーズン群を検出し,さらに各シーズンにおける主要撮影スポット群を抽出して,各主要撮影スポットのシーズン固有性とアノテーションを与える手法を構築し,それに基づいた観光マップ可視化法を提案する.Flickrデータを用いた実験で有効性を検証する.
+
+!!15:20 -15:30 休憩
+
+!15:30 -16:30
+!!!招待講演 質問応答:ファクトイドから実世界・大学入試歴史科目問題まで
+*○渋木 英潔(横浜国立大学)
+
+近年,実世界における質問応答を目指した取り組みが盛んに行われている.受験者の知的能力を客観的に測定することを目的とした大学入試問題は質問応答のタスクとして興味深く,東ロボプロジェクトやNTCIR QALabタスクでは歴史科目問題を対象とした質問応答の研究が行われている.その結果,2015年度の東ロボ模試チャレンジでは,センター試験76/100点(偏差値66.5),東大二次試験21/60点(偏差値54.1)と比較的好成績を収めた.大学入試歴史科目問題の質問応答では従来の一般的な質問応答では想定されなかった課題等が浮かび上がっており,本講演では,ファクトイドから大学入試問題までの質問応答を概説して実世界における質問応答の現状と課題を述べる.
+
+!16:30 - 17:30
+!!!招待講演 文書要約:数理的手法の発展
+*○高村 大也(東京工業大学)
+
+文書要約は,与えられた文書の内容をなるべく多く被覆した簡潔な要約文書を生成する研究課題である.良い要約を生成するためには,重要箇所の同定や冗長性の排除などの問題を解決する必要があり,そのために様々な手法が用いられてきた.例えば,整数計画問題,構造学習などは文書要約において非常に重要な役割を果たしてきた.また,最近はニューラルネットワークに基づく手法が多く提案されている.本講演では,これらの数理的な文書要約手法を概観する.