第18回研究会プログラム
第18回研究会
第18回研究会開催要領
- 日時 2018年3月3日(土)13:00 - 17:20
- 場所 東京大学駒場Iキャンパス 5号館 514教室
- 参加費 無料
- (参加申し込みは不要です.会場にお越しください)
- 予稿 研究会発表の予稿は,開催日前日の3月2日(金)に本HPにて公開します.こちらで公開中です
- 当日は紙ベースの配布はせず,USBよりのコピーとなります.
- できるだけ事前にダウンロードしていただけるようお願いします.
16:00 - 16:30
スポット推薦を伴う経路推薦手法の提案
- ○柴田 祐樹,高間 康史(首都大学東京)
観光案内などでは,訪問すべきスポットだけでなく訪問順序や移動経路も同時に決定する必要がある.この様な,スポット推薦を伴う経路推薦は,観光の分野や日常生活においても需要が高いにも関わらず,問題の定式化の難しさから一般化された手法は十分研究されていない.目的地を巡回する問題については巡回セールスマン問題(TSP)として多くの研究がなされているが,事前に決定したスポット全てを通る経路を発見するためそのまま適用することはできない.本研究ではスポット推薦を伴う経路推薦に対し,確率場による定式化を行い,焼きなまし法等を用いた解法を提案する.
16:30 - 16:50
多様な観点から相手の考慮を促すプレゼント選択支援手法の提案
- ○西野 沙紀,松下 光範(関西大学)
本稿の目的は,プレゼント選択の過程において,多様な観点から相手についての考慮を促進させることである.現在,ユーザに合った商品推薦を行う技術が提案され,個人の購買行動に対する支援は図られている.一方で他者へのプレゼント選択といった商品購買が行われ,プレゼント推薦サイトも存在するが,推薦された商品は贈る相手の趣味や嗜好が必ずしも考慮されているわけではない.本稿では,贈り手の納得したプレゼント選択の支援のために,相手についての質問を提示することで,相手の考慮を促すシステムを提案する.相手の考慮が促されたかを検証するため実験を行い,実験協力者のプレゼント選択過程を分析した結果,提案システムを用いた場合,相手の考慮する発話がより多く観察された.
キーワード:
参照:[お知らせの歴史] [イベントの歴史]